東区地域ケア連絡協議会 ごあいさつ




 2000年1月、介護保険制度施行の年に発足した東区在宅療養支援協議会は延べ177回の例会を重ねつつ、東区における医療と介護の連携を支える役割を担ってまいりました。

 今後、2025年にはいわゆる団塊の世代が全て75歳以上の高齢者となり、2040年には団塊ジュニア世代が65歳以上を迎えるなど、人口の高齢化が急速に進展することになります。加えて、札幌市では道内各地から転入する高齢者が予想を超えて増えている状況が現在も続いています。

 どこに住んでいても適切な医療・介護を安心して受けられる社会の実現、すなわち地域包括ケアシステムの構築を東区のみならず、札幌市全体を巻き込んだ形で実現していくことが急務とされつつあります。

 札幌市民が「ここに暮らしていて良かった」と感じていただけるよう、医療・介護・福祉等の地域ケアに携わる全ての職種の方々が気軽に集い「人と人とのつながり」「顔の見える関係」を築ける場として、さらに東区医療介護ネットワーク連絡協議会と共に、相互の連携・協調をさらに高めていくための場として、2018年4月より名称を「東区在宅療養支援協議会」から、「東区地域ケア連絡協議会」と改めることになりました。

 今後、数々の難題に遭遇することと思われますが、ここに集うみなさんのお力を結集し、「三本の矢」の心意気で立ち向かっていこうではありませんか。

2018年4月 東区地域ケア連絡協議会代表 鈴木 真一郎